病院での仕事中に仲のいい医師と話していた時のことです。
医師
佐々木くんさあ、看護学校でどんな科目を教えてるんだっけ?
ぽんこつナース
解剖生理学です。心臓とか肺とか。先生も勉強したでしょ?
医師
解剖生理学…。解剖学と生理学のこと?
そうなんです。
実は、解剖生理学という学問はありません。
(「ぽんこつナースの解剖生理」も「学」が入っていないのもそれが理由だったりします。)
看護学生は解剖学と生理学を一気に習っている
先生が言った通り、看護学生は、解剖学と生理学をまとめて解剖生理学として学んでいます。2つの学問を一緒に学べれば効率がいいのかもしれません。
でも、それが原因で解剖生理を苦手とする学生が多い理由の1つになっているのではないかなと思ってます。というのも、
- 解剖学=体の構造(大きさや形、位置など)
- 生理学=体の機能(細かくパーツに分けたそれぞれの働き)
というように、
解剖学では構造をみて名前を覚えて、生理学で機能をみて生命を維持していくための仕組みを学んでいきます。
これを一気に覚えようとするから混乱して、いつの間にか授業についていけなくなるのです。
学びに立ちはだかる壁はほかにも…
それに加えて、教えに来てくれる病院の先生の話していることがわからない、黒板の文字が見にくくて書いてあることがわからない、理解できなくて眠くなる、教科書が分厚くて重たいので学校に持ってこない(分厚い教科書が枕にちょうど良い高さだったりするw)、教科書に書いてあることが難しくてわかりにくいので読まない…
ぽんこつナース
散々ですね😢
おサル
泣ける…っ!
すべて自分の経験を元に文章にしてますが、みんなもそうなんじゃないでしょうか?