第90回 図は心筋梗塞発症後の検査値に異常が出現する時期と程度を示している。空欄に当てはまるのはどれか。
- 1. クレアチンキナーゼ
- 2. 赤血球数
- 3. カルシウム
- 4. 尿素窒素
第101回 急性心筋梗塞において上昇のピークが最も早いのはどれか。
- 1. AST〈GOT〉
- 2. ALT〈GPT〉
- 3. LD〈LDH〉
- 4. CK〈CPK〉
第96回 心筋梗塞で左上腕内側と左肩とに痛みを感じた。この痛みはどれか。
- 1. 表在痛
- 2. 深部痛
- 3. 内臓痛
- 4. 関連痛
第90回 右心不全の徴候はどれか。
a.さび色の喀痰
b.呼吸困難
c.頸静脈の怒張
d.下腿の浮腫
- 1. a,b
- 2. a,d
- 3. b,c
- 4. c,d
第103回 急性左心不全の症状はどれか。
- 1. 肝腫大
- 2. 呼吸困難
- 3. 下腿浮腫
- 4. 頸静脈怒張
第100回 慢性心不全の患者の急性増悪を疑うのはどれか。
- 1. 体重の減少
- 2. 喘息様症状
- 3. 下肢の熱感
- 4. くも状血管腫
第94回 慢性肺性心患者にみられないのはどれか。
- 1. 手指の熱感
- 2. 頸静脈の怒張
- 3. 肝腫大
- 4. 浮腫
第99回 心拍出量が増加しているにもかかわらず心不全に至るのはどれか。
- 1. 高血圧
- 2. 心筋梗塞
- 3. 拡張型心筋症
- 4. 甲状腺機能亢進症
第103回 心原性ショックで直ちに現れる徴候はどれか。
- 1. 血圧の上昇
- 2. 体温の上昇
- 3. 尿量の増加
- 4. 脈拍数の増加
第96回 出血性ショックで起こるのはどれか。
- 1. 体温の上昇
- 2. 尿量の増加
- 3. 血圧の低下
- 4. 皮膚の紅潮
第95回 末梢血管抵抗が低下するのはどれか。
- 1. 心筋梗塞に伴うショック
- 2. アナフィラキシーショック
- 3. 出血性ショック
- 4. 肺動脈塞栓症に伴うショック
問題 ショックで誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 1. ショック時は血圧が低下する。
- 2. ショック時は尿量は減少する。
- 3. 心原性ショックの原因として心筋梗塞がある。
- 4. アナフィラキシーショックはエンドトキシンが原因である。
- 5. 敗血症性ショックはヒスタミンが原因である。
問題 運動神経の刺激の伝達経路を図に示す。ギラン・バレー症候群で主に障害される部位はどれか。
- 1. ア
- 2. イ
- 3. ウ
- 4. エ
Aさん、28歳の初産婦。妊娠26週2日。事務の仕事をしている。身長154cm、非妊時体重51kg。健康診査時、体重59kg(2週前から2.5kgの増加)。子宮底長23cm、腹囲78cm。血圧128/80mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(±)。浮腫(-)。Hb11.2g/dL、Ht34.0%。
問題1 妊娠経過のアセスメント結果で適切なのはどれか。
- 1. 妊娠貧血
- 2. 妊娠糖尿病
- 3. 過剰な体重増加
- 4. 妊娠高血圧症候群
問題2 妊娠33週0日。健康診査の結果、体重61kg、子宮底長29cm、腹囲85cm。血圧120/76mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(-)。浮腫(±)。Aさんは「膝の裏の血管が膨らんで青く浮き出てきました。夕方になると足がとてもだるくなります」と言う。Aさんに必要なのはどれか。
- 1. 体重を減らす。
- 2. 下肢の冷罨法を行う。
- 3. 終日安静臥床で過ごす。
- 4. 弾性ストッキングを着用する。
問題 細胞内におけるエネルギー産生や呼吸に関与する細胞内小器官はどれ
か。
1. ミトコンドリア
2. リボソーム
3. ゴルジ体
4. 小胞体
5. 核
問題 タンパク合成が行われる細胞内小器官はどれか。
1. 核
2. リボソーム
3. リソソーム
4. ミトコンドリア
5. ゴルジ装置
問題 遺伝子について正しいのはどれか。 改
1. mRNA がアミノ酸をリボソームへ運ぶ。
2. DNA は2本のポリヌクレオチド鎖である。
3. DNA の遺伝子情報から mRNA が作られることを翻訳という。
4. RNA の塩基配列に基づきアミノ酸がつながることを転写という。
第98 回 老年期の加齢に伴う睡眠の変化で正しいのはどれか。
1. 就寝時刻が遅くなる。
2. 中途覚醒の回数は減る。
3. 早朝覚醒をきたしやすい。
4. 就寝から入眠までの時間が短くなる。
第106回 高齢者の活動と休息のリズムの調整について最も適切なの
はどれか。
1. 午前中に日光を浴びる機会をつくる。
2. 昼食後に入浴する。
3. 昼寝をしない。
4. 就寝前に水分を多く摂る。
第99 回 老年期の体温調節で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 温めると容易に体温が上昇する。
2. 暑さ・寒さに対する感受性が高い。
3. 発汗にはより高い体温が必要である。
4. 骨格筋が減少して熱産生能が低下する。
5. 末梢血管収縮反応が亢進し熱が逃げにくい。
第100 回 老年期の免疫機能の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. T細胞は減少する。
2. B細胞は増加する。
3. 自己抗体の産生は低下する。
4. 外来抗原に対する抗体の産生は減少する。
5. 副腎皮質刺激ホルモンは低下する。
第99 回 加齢による変化で性差が最も顕著なのはどれか。
1. 聴 力
2. 筋 力
3. 骨塩量
4. 認知機能
第104 回 流動性知能はどれか。
1. 新聞を読む。
2. 町内会の役員を務める。
3. 結婚式のマナーを知っている。
4. 携帯電話に電話番号を登録する。
第98 回 老年期の加齢に伴う記憶の変化で正しいのはどれか。
1. 長期記憶から低下する。
2. 行動上の障害を伴うことが多い。
3. 物忘れがあることを自覚していない。
4. 体験そのものではなく体験の一部を忘れる。
第95 回 高齢者の栄養摂取の実態で正しいのはどれか。
1. 蛋白質の摂取量は年齢とともに増加する。
2. 総エネルギー摂取量は成人と変わらない。
3. 糖質に偏った摂取傾向にある。
4. 脂質の摂取量は成人よりも増加する。
第103 回 高齢者の蛋白質・エネルギー低栄養状態〈PEM〉について
正しいのはどれか。
1. 体脂肪の消耗はみられない。
2. 要介護度が高いほどPEMの発症率は高い。
3. PEMの発症率は心疾患によるものが最も高い。
4. 栄養指標は血清アルブミン3.7g/dl以下である。