ぽんこつさ~ん!どうして解剖生理を勉強しなきゃならないんですか~
それは人間の身体の正常な状態を知るためだよ
想像してみてください
病院に来る患者さんは、体が悪くなってから来院します。
例えば、あなたの勤める病棟に、心臓が悪くなって入院してきたとしましょう。
患者さんが訴える症状や実際に出ている症状について、「この症状は、この病気が原因の症状なのかな?」と疑問に思っても、勉強していないと分かりません。
はたまた、実際に患者さんが「なんかこの辺りが痛いんだよね」と訴えたときに、はたして様子を見ていくのか、早く誰かに報告しないといけないレベルなのかがわからないと、せっかくの患者さんの訴えも無意味なものになってしまいます。悪化してしまうかもしれません。
そ、そりゃあ大変だ…!!
正常な状態を知らないと、異常はわからない
まずは、解剖生理で正常な状態を知ることが大切です。
心臓の機能が低下したときに出てくる症状が分かっていれば、その患者さんが訴えている症状が「あ、この病気からくるものかな」という判断する材料(知識)になっていきます。
また、他の分野も勉強していけば、広い視野をもって患者さんに対応していけるようになります。どうせならそうなりたくないですか?かっこいいし✨
“かっこいい看護師”に‼オレは、なるっ‼‼
学ぶと「自分自身も」健康に過ごせるようになる
健康についても考えてもらいたいです。
冒頭で1つと言ったのに・・・(笑)
多めにみてあげますっ🎵(笑)
人間が健康に暮らしていくには、人体の正常な構造が正常に機能して初めて可能となります。
みんなは解剖生理を学習することで、解剖生理の視点をもって、より健康に日常生活を過ごしていくことができるようになります。それを身近な家族や周りの友人、これから出会っていく患者さんにも生かしてもらえたら、僕としてはこれ以上に嬉しいことはありません。
学生時代に苦労したからこそ
学生時代は解剖生理が本当にわからなくて、たくさん検索してました。
「勉強の仕方」とか「参考書」とか。
検索してもよくわからない、友達に聞いても同じようにわからない、先生に聞いてもわからない、、、自分は諦めてしまっていたなと振り返ります。
学生時代はしんどかった…
でも皆さんには同じようになって欲しくないので、検索して行きつく場所になれたらいいし、いろいろ例えてみたり、難しいところを端折ったりして、なるべくわかりやすく説明していくので、勉強のきっかけ・助けになれたらと思います。